7月21日,8月4日から6日の事前準備とミニキャンプの成果と,4泊5日という余裕のある日程のおかげで初参加の3回生も分尾の山,自然に慣れることができたと思います。
参加者は,3,4回生ゼミ全員,卒業生から辻本君,北垣君(豊岡市の森林組合),香西君,井川さんご一家,総勢30数名になりました。
追手門学院大学名誉教授の原子物理学者 藤原一郎先生(京大名誉教授),矢谷慈國先生にご一緒頂き,藤原先生には,2晩続けての「原子力の話」「宇宙の話」を聞かせていただきました。
今年は,森林活用の研究実習,羽尻の大カツラまでの登山,川魚釣り,虫取りなど,さまざまな活動を,それぞれに自由に楽しみ,学びました。滝つぼでの水浴び,ドラム缶風呂も楽しみ,そして,ペルセウス座流星群を観察。
こうしためったにできない体験が実現したのは,分尾倶楽部の堀さん,山奥の悪路へバスを進めてくださった,野間観光の門脇社長さんをはじめ,多くの方のご支援のおかげです。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
多可町八千代区の青位眞一郎さんからは,平飼の地鶏4羽を提供していただき,江原の精肉店さん(ミートショップむかい)のご主人には,巨大で最高に甘いスイカと円山川で釣られた天然のアユを80匹以上を頂き,最終日には,但馬牛と藤原先生から頂いたワインで,最高の贅沢を味わうこともできました。
大カツラを目指す矢谷慈國先生と学生
羽尻の大カツラ
12日の夕方,13日の明け方(午前4時)には,警報の出る「大雨」に祟られました。テント,寝袋が水浸し,川の水は濁りました。しかし,大雨は3年前のキャンプでも体験済みです。
3回生の女性,4名だけ,分尾倶楽部の山小屋へ避難しましたが,あとの全員は,テントやフライシートの下で「安眠?」できました。
キャンプそのものが初めての体験である学生諸君にとっては,とても過酷な経験だったかもしれません。しかし,その分,学ぶことも多かったと思います。
今年,私は自らのタブーを破りました。チェーンソーを3回生男子に指導したのです。
私自身がまだまだ,チェーンソーを自由に使いこなしているとは言えない,とても危険で厄介な機械です。キックバックが起これば,自らの身体を切り裂く危険があります。だから,これまでは学生にチェーンソーを触らせることをしなかったわけですが,3回生男子2名に特別に指導しました。
はたしてなぜ,私が彼らにチェーンソーを使わせたか,それぞれのが自分なりに考えてほしいと思います。
誰が考案したのか?あまりにも長い流しそうめん。その終点でそうめんを口で吸いこむ香西君。
鶏さばきの実習,3回生を中心に挑戦し,OBの辻本君が指導してくれました。
鶏さばきでは,「生命を頂く」意味を体験します。
フライシートを2つ建設しています。このおかげで大雨にも耐えてキャンプを楽しむことができました。
分尾キャンプの写真リンク
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